AIと小規模多機能のケアマネジメント

こんにちは、ミヤビーの川田です。
今回のテーマは、『AIと小規模多機能のケアマネジメント』についてです😌
やや、介護従事者向けとなることをお許しください。

現在、ケアマネジメントをサポートするAIの導入が着実に進んでいますね😌

ミヤビー宮の森の介護報酬は、小規模多機能居宅介護であるため、包括報酬(介護度の違い以外は、いくらケア量を手厚くしても同じ介護報酬となる)という仕組みです。

在宅の介護サービスとしては、やや特殊な報酬形態ですが、だからこそ、AIの力に期待をしています✨

どういうことか説明します。

ケアマネジメントをサポートするAIは、膨大な利用者データをもとに利用者の情報解析し、自立支援に適した一般的なケアプランを提示します。そこからケアマネジャーの手直しが柔軟性を持って加わる形で運用されるはずです。

AIが100%ケアプランを作成する未来は、よくも悪くもこないでしょう。それほど、ケアマネジメントは最適解が難しい仕事であると個人的には考えています。(違う意見の方もけっこういますが‥)

小規模多機能型居宅介護のように、包括報酬の介護サービスで、よく体験するのは、要介護度に圧倒的に見合わない過度なケア量のケアプランです。
ケア量に関係なく、利用者に必要なケアを過不足なく提供できるのが、包括報酬の良さであることは、十分承知していますが、現場スタッフのマンパワーに限度があるのも現実です。

そもそも、包括報酬の介護サービスは、利用者全体でシェアされるサービスであり、自分のことだけ考えた利用者やご家族が使えば、崩壊する仕組みとなっています。(これで採算があわず閉鎖する介護事業所も‥)

つまり、ケアマネジャーはもちろん、利用者本人やご家族にも一度、一般的なケア量を理解してもらう必要があり、そこから柔軟性を持って、ケア量を増減していくことが理想です。

AIはその一般的なケア量をビックデータを用いて出力できるため、ケアマネジャーも根拠を持って、一般的なケア量を利用者や家族に提示しやすくなるはずです。

それにより、利用者やご家族に対する包括報酬の理解を後押しする良い手段となり得ると期待しています✨

機会があれば、操作体験会などに行ってみたいですね😊

 株式会社ミヤビー 代表取締役 川田雅弥



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